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2013年06月09日

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

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いつも御覧下さり有難うございます。
平和主義者の「もう琉大生」です。
先週はキャンプ・フォスターでのコンサートを見て参りましたが、今回は、普天間飛行場にて開催されている普天間フライトライン・フェスティバル2013に行って参りました。

昨年も来ましたが、あんまり気に入ったので、また来ようと思っておりました。
昨年と同じく大山ゲートより入場、そこはやっぱり非日常的な世界。
基地司令部には日章旗、星条旗、国連旗が揚がっています。
 それにしても広い、広い、広い!!!
軍事基地、それも飛行場なので当然かもしれませんが、気持ちも大きくなります。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

滑走路を横切り、格納庫群横の「フライト・ライン」につきます。「フライト・ライン」…「滑走路」のことかなと思いますが、念の為に、辞書を引く…

flight line
【名詞】
1
飛行機を停めておく場所およびメンテナンス格納庫(しかし滑走路あるいは誘導路ではない)
Weblio英和和英より                                   

ということらしいです。滑走路ではないようです。その名の通り、格納庫近くのスペースで航空機を展示しておりました。

AH-1W/Z、UH-1N、CH-46E、CH-53D/E、KC- 130J、MV-22BのほかF/A-18C/D、AV-8B、UC- 12W、UC-36Dなどが見られます。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

詳しい方はこれだけでわかるかと思いますが、スーパーハーキュリーズやスーパーホーネットなどの映画やマンガにも登場するような機体を見ることができます。そして、何と言っても主役は「オスプレイ」!!!

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

右からも左からもチヤホヤされて人気真っ盛りのオスプレイです。
核爆弾搭載可能な大型ボマー(爆撃機)ではありません。
ステルス戦闘機でもありません。
確かに画期的で島嶼防衛の切り札ですが、あくまで輸送機です。
考えてみると、ほんと不思議なくらい騒がれました。

そんなオスプレイです。二機展示されています。

生でオスプレイを見るのは初めてでしたが、初めて会った気がしませんでした。(何でだろう??)
新鋭の機種ですから、すぐ隣に展示されている他の輸送ヘリよりも新しいです。
以前、大学の反対派の人に、「オスプレイはプロペラが小さいから不安定だ」と言われましたが、全然そんなことはない!!!

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

かなり大きいですし、ペランと垂れ下がっていなくてゴツい感じです。
しかもツインドライブ!!左右で2個ついていると何となく頼もしいです。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

しかし、左翼や反対派の目には、これも悪魔か鬼に見えるんでしょうな。


航空機を一通りは見て、ベタベタ触りまくりました。触れるのはこの普天間フライトライン・フェスタの特徴らしく、他のところではロープが張られて近づけても触れられはしないそうです。
確かに、横田基地での展示では触れない飛行機もありました。心ゆくまでベタベタ触りまくりました。センサーや燃料タンク、先っぽ、材質等々。

飛行機は花型ですが、海兵隊は飛行機だけではありません。重機もあります。陸軍のものかな??と思うようなカラーリングですが、USMC(United States Marine Corps)と書いてあります。
一台、一台見て、触って。
ちゃんと、操縦士も控えていて、人が見に来ると、「Hey!」と仲間同士呼びかけあったかと思うと、一斉に駆動して動きを披露してくれます。
味があります。
その海兵隊員たちなのですが、とても愛想が良く、白い歯を見せて笑ったり、頷いて挨拶してきたりします。
純朴な印象も受けました。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

パトリオット・ミサイルや野外テントなども見たあとは、Foodです。
こういうところに来たら、アメリカアメリカしたものを頼むべし。
ハンバーガーやスペアリブです。
スペアリブ&チキン(2000円)を注文。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

豪快に焼いてます。ソースにドバっと付け、さらに香辛料が振られて出てきます。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

高いのか安いのかわからないのですが、3時、4時ごろに食べても夕飯が我慢できるくらいの量でした。
USA! USA! USA! 何とか完食。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

大学生のエイサーやライブなんかもやってました。
参加者を何となく見たのですが、休日の米軍将兵やその家族らしき人、わざわざ本土から来たようなマニア風のグループと様々ですが、沖縄の人もかなりいました。
「ここも返還されて、新都心みたいになるのかねえ。」と会話してる友達連れもいました。
もしかしたら、「辺野古移設が一番確実である」ということを理解している方なのか???

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

「県民の総意」、「オール沖縄」という虚構は崩れつつあります。
否、崩さなければなりません。
僕も、海を埋め立てて巨大な基地を造るのは嫌だなぁと思っておりましたが、ヒジャイさんの本なんかを読んだら、納得できるようになります。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

沖縄のマスメディアは、「米軍」、「米軍基地」をとてつもなく恐ろしい魔物の如く報じますが、これを鵜呑みにせず、フェスタ等の機会があれば、まず見聞するべきでしょう。

アフガンではテロとの戦いが行われているのですから、この基地を有するアメリカ合衆国は戦時下にあるということになるのでしょうか。

僕が政治や安全保障に関心を持つようになったのは、変かもしれませんが「アメリカ嫌い」からでした。

デカい基地を他所の国に置いている。誤爆、めちゃくちゃ強い、枯葉剤、原爆、人種差別、原住民の殲滅…

などの理由により、米軍やアメリカ合衆国が好きではありませんでした。

しかし、違う面にも気づきました。
(完全にアメリカ目線だけで見てみますと)多くの若者の命をかけてまで世界の秩序を作ろうとしているのです。
自国の国益にそぐうものであれば、民族紛争を止めに言ったり、被災地で大規模救援作戦を展開したり。
何十万人の規模で海外に軍隊を展開できるのはアメリカだけでしょう。
自分の国さえ守ることもできない我が国にはこんなことできるでしょうか?
嫌いだとしか考えていなかった頃は、このような視点は持てませんでした。
凝り固まることが一番いけないのだと思います。

しかし、勘違いしないでください。
僕はいつまでもアメリカの核の傘の下にいれば良いとは思っていません。
対等な関係を築くために核武装でさえもアリだと思っています。

日本が自主防衛を目指す時、一番嫌がるのはアメリカでしょう。
大東亜戦争であんなに苦戦をさせた日本を、ようやくアメリカの世界秩序の中に組み込んだと思ったら、また自力で立ち上がろうとしているわけですからね。

米軍基地を見た!!in普天間飛行場

ぼくが尊敬するウチナーンチュの大先輩・大濱信泉先生の言葉を紹介したいと思います。
「祖国復帰運動は与えられた歴史に対する挑戦である。
沖縄の現状は自ら選んだ道ではなく押し付けられたものであり、この意味においては宿命とでも言うほかはない。
しかし、人間には自らの運命を開拓する英知と、どの道を選ぶべきか選択の自由がある。
また民族には民族としての自覚と魂があり、そして政治的な独立と自由への憧れは民族の本能的な欲求である。
このことを考えると異民族の支配には自ずから限界があり、いつまでも続けられるものでない。
そこに祖国復帰運動の必然性とそれを肯定する論理がある」


米軍基地を見た!!in普天間飛行場

いつまでもアメリカに護られてばかりでは、日本人の心のなかにも矛盾が生じるはずです。
この沖縄戦で散った方々の思いを受け継ぎ、日本は強くならねばなりません。
それはお隣・中国の異常な独裁国家等の現実を無視して、アメリカをすぐに追い出すとは違うと思います。
三国干渉の時の「臥薪嘗胆」のように、悔しさを胸に秘めつつ、西洋文明を取り入れ、世界に確固たる国へと成長を遂げた先人のようにありたいと思います。
それには、まずアメリカの良いところを知らねばなりません。

ということで今回は、基地に普通に遊びに来る沖縄の人たちに、県民の感覚を見たのと、そして、兵士の姿や、装備に「世界の警察」というアメリカのあり方を見出しました。

文章中で、とんでもない暴論を言ってるかもしれませんが、あれこれ見て、読んで、「自分の考え」を造る途上にありますので、お許し下さい。


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Posted by ウチナンチュは見た at 13:59│Comments(1)沖縄暮らし安全保障基地問題もう琉大生
この記事へのコメント
琉大生にもいろんな学生がいてオモシロイ。たまには大学で勉強もして。
Posted by ちばのびこ at 2013年06月14日 00:39
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プロフィール
ウチナンチュは見た
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執筆者             
☆「職業・教組」・・・
ウチナンチュのような顔をしたナイチャー姉さん。家庭を守る主婦として沖縄暮らしについて一家言ある。非常識なペンネームに対して割りと常識人。                                                      
     ☆「sacom」・・・
何百年も続く家系の由緒正しきウチナンチュ。命をかける釣りのことから、環境問題、安全保障問題について他の追随を許さない知識量を誇る。しかしあまりにもマニアックすぎて周囲からは変態扱いされている。                                        
☆「もう琉大生」・・・首里城近くに生まれ育った、ちゃきちゃきのウチナンチュ。
進学校に進み、地元ヒエラルキーの頂点と言われる琉球大学に進学するものの、物足りなさを感じていた。

                         ☆「伊良部島の次男」・・・ 
2年前に仕事の関係で、那覇市に引っ越してきた。「ナイチャー」「ナイチャー」と言われ悩んだことも。
ペンネームは伊良部島へ行った時に、何故か道行く人に「オマエは◯◯の次男か」と何度も何度も間違われたことから。

☆「某琉大生」・・・※「もう琉大生」君とは別←沖縄生まれ沖縄育ち。沖縄の中の欺瞞的な反基地論を徹底的に批判するが、それは地元沖縄への郷土愛があるからこそ。見てはいけないものをよく見る。