「与那国島」を見た!第一回~自衛隊誘致に揺れる国境の島

ウチナンチュは見た

2013年04月29日 22:21

どうも「伊良部島の次男」です。
名前の由来は前回も説明しましたが、改めてご紹介します。
伊良部島に初めて行った時に、道行く人達が「オマエは◯◯の次男か??」「◯◯の次男か?」とどこかの次男に何度も何度も間違えられたからです。

縁あって、与那国島には大学生だった4年前と昨年の二度訪問させてもらいました。
大学生の時は自衛隊誘致問題に関心があって、実際に島を見てみようと思って大学生の仲間たちと与那国まで飛んだのでした。
空港から降りると2月なのに暖かいのです。驚きました。
与那国島には「祖納(そない)」「久部良(くぶら)」「比川(ひがわ)」という3つの部落がありますが、その中でも人口の多い「祖納(そない)」に宿泊することにしました。




☆馬が路上を歩いている・・・・
与那国島が如何にのどかかお伝えするのに「馬が路上を歩いている」の一言で十分だと思います。
人口は1600人程度といわれる与那国島では、人をほとんど見かけない場所が多くあります。
そういうところを、馬がのどかにパカパカ歩いています。
車が来たら、どけてくれます。



☆自衛隊誘致賛成派と反対派の横幕がたくさん貼られている
空港を降りた時点で、反対派の横幕を目にして、それから気をつけてみていると「横幕合戦」の様相を呈していることがわかります。
反対派しか報道されませんが、誘致賛成派の横幕もたくさん貼られています。
賛成派の方が言うには「反対派の奴らはなんであんなにお金がかかる横幕をバンバン貼れるのかね」とか。
たしかに、タダでは貼れませんからね。
与那国島には1600人程度の人口に、80名以上の防衛教会会員がいらっしゃり活発に活動されています。
賛成派の横幕はその人達として、反対派は誰がお金を出し、誰が貼っているのか謎でした。





☆最強の酒「どなん」の洗礼
初日から与那国に伝わるアルコール60度の酒「どなん」の洗礼をマトモに受けてしまいました。
http://www.tohmas.biz/donan/
島の人達がヒョイヒョイ呑むので、グイッとストレートで呑んでみました。
すると喉が熱くなり、鼻の穴から「ポヒュッ」とすごい勢いでアルコールのような空気の塊が抜けていきます。
こりゃすごい!!もはやアルコールの暴力です!!

水が欲しい、と思って、水差しを取って飲みました。
「ぶふーーっ!!これも『どなん』じゃないか!!」
この中で唯一のマトモな水も、島の人達によって「どなん」を混入され「酒」にされてしまっていたのです!!
ひどすぎる・・・・・

結局、何がなんだかわからない状態となり、波音しか聞こえない真っ暗な道を宿までフラフラ歩いて帰りました。
掘っ立て小屋にしか見えない宿に寝っ転がると、星が見えました・・・・
「おいwww天井に穴が開いてるぞwww」
もはやアルコールが入っているので笑い話ですww



☆トイレの怪物
そのうち、一人がトイレに行って帰ってこなくなりました。
しかし、みんな「どなん」に頭をやられてしまっており、誰も気にしません。
そのうち、もうひとりが「トイレ行ってきまーす」と行って出て行きました。

「ひぃぃぃぃぃええええええ!!」
情けない絶叫が響いたのは、次の瞬間でした。
真っ青な顔をして、トイレに行ったメンバーが戻って来ました。

「トイレの床を大きな白いものが這ってる!!」
「えええええええええええ∑(゚Д゚)」

室内といえども電灯は少なく、そして与那国の夜は目が痛くなるほど暗い。
携帯のライトを頼りに、トイレに行ってみると白いものの正体がわかりました。
白いパーカーを着たメンバーが和式便所にぶっ倒れてモゾモゾしていたのでした。
「ぎゃはははははwwwきったねええwwww」
みんな「どなん」に頭をやられているので、誰も助けようとせず、携帯で写メを撮って大笑いするだけでトイレを後にしましたとさ。

☆ワイパーが錆びすぎて雨に対応できないレンタカー
翌日、レンタカーに分乗し、島民の方のナマの声を聞いて回ることにしました。
レンタカーを借りたのはいいのですが、ワイパーが錆びて動かないという年代モノでした。
そこにスコールのような雨が来たから大変です。
ワイパー動かないので、前に水しか見えません。
止まろうにもどこに止まれば良いのかわかりません。
雨雲を抜けるまで、まさに恐怖体験でした。



☆後輩を海に投げ込んだら携帯壊れる
与那国は本当に海が綺麗です。
泳ぐと、周囲を魚が泳いでいるのがくっきり見えて感動します。
透明度が高く、海の深いところまで見えるので怖いほどです。
夜ではありましたが、携帯や濡れたら困るものを近くに置き、ナンタ浜へ行き遊びました。
だんだんとエスカレートしてきて、相撲みたいになり、一人を力任せにぶん投げたのです。
そいつはすごい勢いで暗い海に突き刺さりました。
「うわあああああ携帯壊れてる!!」
「なんで置いてこないんだよ!!」
彼が携帯を壊したことが、さらなる悲劇を招くことになるとは、みんな知る由もありません。





☆ハレルヤ!ハレルヤ!
ぼくは、その当時、運転免許を持っていませんでした。
そのため、免許を持っていた後輩に運転してもらいました。
つまり、彼がいなければ私は宿泊している部落「祖納」に戻ることができません。
互いにアンケートを取って、指定時間になったら車に戻ろう、と約束していたのですが、後輩が戻って来ません。
携帯に連絡して気づきました。
「アイツの携帯、昨日海で壊れたんだった・・・」

イライラしていたら、ようやく帰って来ました。
「実は教会へアンケート取りに行って来まして・・・・」
教会の中の方に「ハレルヤ!」とひたすら言い続け、舌がもつれた時に神の言葉が出ると言われて「ハレルヤ!ハレルヤ!」と15分間ほどやっていたとか。
そのようなホントかどうかわからないことを言う後輩を叱って、祖納へ戻ったのでした。

ーーー続くーーーー


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行事のご紹介です。あの櫻井よしこ先生が沖縄にいらっしゃいます。



今年も祖国復帰をお祝いします!
  特別ゲストに、TVでおなじみ「櫻井よしこ先生」をお呼びして、祖国復帰の理念に立ち戻り、沖縄の様々な問題に切り込んでいく大会としたいと思います。

◯祖国復帰日の丸パレード
10時30分 普天満宮集合
11時 パレードスタート(宜野湾市民会館まで約1,4キロ】

◯テーマ 「現在の沖縄問題を解決し、子や孫に誇れる沖縄県へ」
◯日 時 5月19日(日)14時開会(13時開場)

◯場 所 宜野湾市民会館大ホール(宜野湾市役所の隣です)
第一部 沖縄県祖国復帰41周年記念式典
第二部 記念講演 櫻井よしこ先生(ジャーナリスト)

◯会 費 500円
◯主 催 沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会
那覇市若狭1-25-11波上宮内

祖国復帰の「5月15日」に「琉球民族独立総合研究学会」が設立されます。ほかならぬ祖国日本に帰ってきた歴史的事実を冒涜するこの動きに対して、私たちは祖国復帰の事実を確認する必要があります。

 昨年は祖国復帰より四十周年という記念すべき年であり、多くの行事が開催されました。
 しかし、私どもは五年や十年に一度ではなく、毎年の記念大会開催を通して祖国復帰の歴史的意義を確認すべきであると考えております。県の内外問わず祖国復帰の意義を発信し、祖国復帰にかけた先達の貴重な体験や歴史を、次世代を担う青少年に受け継ぐべく記念大会を開催致します。

 「沖縄県祖国復帰四十一周年大会」では、四十年の歴史を振り返った昨年の大会から、新たな一歩を踏み出すべく、基地問題や安全保障など沖縄をとりまく問題にも取り組んで参りたいと思います。
ご協賛も募集しています。

琉球銀行口座 店番号308 口座番号512952
郵便振替口座 01700ー9-72981 沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会

ご協賛いただいた方には、参加無料券を差し上げます。
またご希望の方は大会パンフレットにご芳名を掲載いたします。

お問い合わせ
電話 098-868-3697 FAX 098-868-4219
携帯090-6831-0989(坂本)
E-mail npnkig.okinawa@gmail.com

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