2013年04月29日
平和教育のメッカを見た!「佐喜眞美術館」
琉球大学に通っている「もう琉大生」です。
物心ついた時から、平和教育という名の精神的虐待を受けて育ってきたように思います。
平和教育の中でも大切なこともあるのでしょうが、小中高と続く真偽入り混じった強圧的な平和教育は苦痛なこともありました。
第一どうすれば平和が得られるのか、平和教育では納得出来ませんでした。
今回は、左翼教育、平和教育によく使われる「佐喜眞美術館」という場所を紹介したいと思います。

4月18日、宜野湾市のJAジュビランスにて「普天間飛行場の固定化を認めない宜野湾市民大会」がありました。
ほとんど報道されませんでしたが、宜野湾市民の立場で「辺野古移設」を訴える非常に画期的な大会でした。

そのジュビランスの近くに「佐喜眞美術館」というよく平和教育に使われる美術館があります。
ぼくは、大会の数時間前に琉球大学のゼミ活動で「佐喜真美術館」を訪れていました。
洒落た雰囲気で如何にも美術館といった趣がありました。
☆森本レオ似の佐喜眞館長が案内人
佐喜真美術館では、俳優の森本レオに瓜二つの方が案内してくれますが、その方が佐喜真館長です。
「松村光秋」という在日韓国人の画家の特別展を開催しており、そちらから見学しました。
ぼくは、絵や彫刻はまったく知りませんし、わかりません。
しかし、どの作品も不気味さと滑稽さが合わさった独特の雰囲気があり、それはそれで楽しめました。
私が見抜けなかっただけかもわかりませんが、別に反日とかイデオロギー的というわけではありませんでした。
☆阿鼻叫喚の「読谷三部作」
問題は、次です。
常設しているらしい「沖縄戦の図」の部屋に案内されました。
縦4メートル、横8メートル位の大きさの絵が飾ってあり、別の壁には、「読谷(よみたん)三部作」が飾ってありました。
丸木位里(いり)、俊(とし)という芸術家夫妻が作者らしく、主に墨で書かれた絵です。「沖縄戦の図」は、キャンバスの中に、様々なエピソードを表現していて、海を埋め尽くす米軍艦、血を流して重なった乙女の死体、虚ろな表情の子供、転がる生首、髑髏(丸木夫妻の自画像も含まれている)等が描かれており、阿鼻叫喚の恐ろしい絵でした。
思想や歴史観関係なく、こんな絵を見たら悲しくなります。
☆「住民の視点が」と安易に語る佐喜眞館長
軍人の勇姿や殉国美談だけでなく、犠牲になった「住民」を描かなければならないということで丸木夫妻はこれを描いたそうです。
佐喜真館長も、「戦った人ばかりに脚光が当たり、住民の視点は欠けている」と話しました。
ぼくはむしろ、「戦った人の視点」が忘れられていると思うのですが…
参加していた学生は一人一人、感想を聞かれました。
ぼくは、「キャンバス一杯に沖縄戦についての様々なエピソード、メッセージが込められていて一回では受けとめられないです」と述べました。
沖縄戦について「学校では教わらない視点」から勉強してきました。
しかし、ホントに一回では受けとめられませんでした。
沖縄戦が悲惨だったというのは、ぼくも否定はしません。
しかし、その絵が沖縄戦の実相を表しているかと言えば、そうではないと思います。
そこに描かれているのはあくまで、丸木夫妻の世界観であって、沖縄戦の実相ではない!
誤魔化すわけではありませんが、一回では語れないのが「沖縄の戦い」だと思います。
だから、「沖縄戦の本当の姿」とか「沖縄戦の実相」という言葉は軽々しく使っちゃいけないのではないでしょうか。
☆「沖縄戦集結の日6月23日を踏みながら昇る階段」
屋上への階段は沖縄戦終結の日に因み6段と23段だけで構成されているらしいです。
ぼくは若輩者であり、人様に文句をつけるのは気が進ません。
しかし、その階段は、6と23という沖縄にとって意味のある日付を使って“遊んでいるだけ”ではないかと感じました。
しかし、多くの人が踏んでいく階段にするとは「6月23日」を小馬鹿にしているようにも思います。
ぼくたちは、6月23日の階段を踏みつつ進みました。
屋上からの眺めは、想像していたものとは違い、普天間飛行場の北側が少し見えるだけでした。
つまり、飛行場がそれだけデカイものだということです。
思わず「辺野古移設したらいいのに」と呟きました。

下に降りると、館長の奥様?と思われる女性が、少し講話をしてくれました。
「日米安保条約が締結された時、沖縄の住民には選挙権が無かった。基地は安保条約に基づき沖縄に置かれているが、その安保条約は沖縄の住民の意志を無視して結ばれたのだ。差別である。」と。
美術館に入る前、庭でこの女性が三重県の修学旅行生(50名くらい?)に話を聞かせていました。
ぼくは盗み聞きをしていたのですが、その時と話す順番、単語、「です」、「ます」に至るまで全部同じでした。
まるでアンドロイドです。
スゲー(*´Д`)
その日は雨模様であったので、変に神妙になってしまい、ついつい館長夫妻のペースに巻き込まれてしまいました・・・
後から思い返せば、あれはやっぱりおかしい!!!
こんな感じで拙い文章ですが、少しずつ磨いて行く所存です
ご指導のほど、よろしくおねがいします。

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沖縄県での行事の紹介です!!

今年も祖国復帰をお祝いします!
特別ゲストに、TVでおなじみ「櫻井よしこ先生」をお呼びして、祖国復帰の理念に立ち戻り、沖縄の様々な問題に切り込んでいく大会としたいと思います。
◯祖国復帰日の丸パレード
10時30分 普天満宮集合
11時 パレードスタート(宜野湾市民会館まで約1,4キロ】
◯テーマ 「現在の沖縄問題を解決し、子や孫に誇れる沖縄県へ」
◯日 時 5月19日(日)14時開会(13時開場)
◯場 所 宜野湾市民会館大ホール(宜野湾市役所の隣です)
第一部 沖縄県祖国復帰41周年記念式典
第二部 記念講演 櫻井よしこ先生(ジャーナリスト)
◯会 費 500円
◯主 催 沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会
那覇市若狭1-25-11波上宮内
祖国復帰の「5月15日」に「琉球民族独立総合研究学会」が設立されます。ほかならぬ祖国日本に帰ってきた歴史的事実を冒涜するこの動きに対して、私たちは祖国復帰の事実を確認する必要があります。
昨年は祖国復帰より四十周年という記念すべき年であり、多くの行事が開催されました。
しかし、私どもは五年や十年に一度ではなく、毎年の記念大会開催を通して祖国復帰の歴史的意義を確認すべきであると考えております。県の内外問わず祖国復帰の意義を発信し、祖国復帰にかけた先達の貴重な体験や歴史を、次世代を担う青少年に受け継ぐべく記念大会を開催致します。
「沖縄県祖国復帰四十一周年大会」では、四十年の歴史を振り返った昨年の大会から、新たな一歩を踏み出すべく、基地問題や安全保障など沖縄をとりまく問題にも取り組んで参りたいと思います。
お問い合わせ
電話 098-868-3697 FAX 098-868-4219
E-mail npnkig.okinawa@gmail.com
物心ついた時から、平和教育という名の精神的虐待を受けて育ってきたように思います。
平和教育の中でも大切なこともあるのでしょうが、小中高と続く真偽入り混じった強圧的な平和教育は苦痛なこともありました。
第一どうすれば平和が得られるのか、平和教育では納得出来ませんでした。
今回は、左翼教育、平和教育によく使われる「佐喜眞美術館」という場所を紹介したいと思います。

4月18日、宜野湾市のJAジュビランスにて「普天間飛行場の固定化を認めない宜野湾市民大会」がありました。
ほとんど報道されませんでしたが、宜野湾市民の立場で「辺野古移設」を訴える非常に画期的な大会でした。

そのジュビランスの近くに「佐喜眞美術館」というよく平和教育に使われる美術館があります。
ぼくは、大会の数時間前に琉球大学のゼミ活動で「佐喜真美術館」を訪れていました。
洒落た雰囲気で如何にも美術館といった趣がありました。
☆森本レオ似の佐喜眞館長が案内人
佐喜真美術館では、俳優の森本レオに瓜二つの方が案内してくれますが、その方が佐喜真館長です。
「松村光秋」という在日韓国人の画家の特別展を開催しており、そちらから見学しました。
ぼくは、絵や彫刻はまったく知りませんし、わかりません。
しかし、どの作品も不気味さと滑稽さが合わさった独特の雰囲気があり、それはそれで楽しめました。
私が見抜けなかっただけかもわかりませんが、別に反日とかイデオロギー的というわけではありませんでした。
☆阿鼻叫喚の「読谷三部作」
問題は、次です。
常設しているらしい「沖縄戦の図」の部屋に案内されました。
縦4メートル、横8メートル位の大きさの絵が飾ってあり、別の壁には、「読谷(よみたん)三部作」が飾ってありました。
丸木位里(いり)、俊(とし)という芸術家夫妻が作者らしく、主に墨で書かれた絵です。「沖縄戦の図」は、キャンバスの中に、様々なエピソードを表現していて、海を埋め尽くす米軍艦、血を流して重なった乙女の死体、虚ろな表情の子供、転がる生首、髑髏(丸木夫妻の自画像も含まれている)等が描かれており、阿鼻叫喚の恐ろしい絵でした。
思想や歴史観関係なく、こんな絵を見たら悲しくなります。
☆「住民の視点が」と安易に語る佐喜眞館長
軍人の勇姿や殉国美談だけでなく、犠牲になった「住民」を描かなければならないということで丸木夫妻はこれを描いたそうです。
佐喜真館長も、「戦った人ばかりに脚光が当たり、住民の視点は欠けている」と話しました。
ぼくはむしろ、「戦った人の視点」が忘れられていると思うのですが…
参加していた学生は一人一人、感想を聞かれました。
ぼくは、「キャンバス一杯に沖縄戦についての様々なエピソード、メッセージが込められていて一回では受けとめられないです」と述べました。
沖縄戦について「学校では教わらない視点」から勉強してきました。
しかし、ホントに一回では受けとめられませんでした。
沖縄戦が悲惨だったというのは、ぼくも否定はしません。
しかし、その絵が沖縄戦の実相を表しているかと言えば、そうではないと思います。
そこに描かれているのはあくまで、丸木夫妻の世界観であって、沖縄戦の実相ではない!
誤魔化すわけではありませんが、一回では語れないのが「沖縄の戦い」だと思います。
だから、「沖縄戦の本当の姿」とか「沖縄戦の実相」という言葉は軽々しく使っちゃいけないのではないでしょうか。
☆「沖縄戦集結の日6月23日を踏みながら昇る階段」
屋上への階段は沖縄戦終結の日に因み6段と23段だけで構成されているらしいです。
ぼくは若輩者であり、人様に文句をつけるのは気が進ません。
しかし、その階段は、6と23という沖縄にとって意味のある日付を使って“遊んでいるだけ”ではないかと感じました。
しかし、多くの人が踏んでいく階段にするとは「6月23日」を小馬鹿にしているようにも思います。
ぼくたちは、6月23日の階段を踏みつつ進みました。
屋上からの眺めは、想像していたものとは違い、普天間飛行場の北側が少し見えるだけでした。
つまり、飛行場がそれだけデカイものだということです。
思わず「辺野古移設したらいいのに」と呟きました。

下に降りると、館長の奥様?と思われる女性が、少し講話をしてくれました。
「日米安保条約が締結された時、沖縄の住民には選挙権が無かった。基地は安保条約に基づき沖縄に置かれているが、その安保条約は沖縄の住民の意志を無視して結ばれたのだ。差別である。」と。
美術館に入る前、庭でこの女性が三重県の修学旅行生(50名くらい?)に話を聞かせていました。
ぼくは盗み聞きをしていたのですが、その時と話す順番、単語、「です」、「ます」に至るまで全部同じでした。
まるでアンドロイドです。
スゲー(*´Д`)
その日は雨模様であったので、変に神妙になってしまい、ついつい館長夫妻のペースに巻き込まれてしまいました・・・
後から思い返せば、あれはやっぱりおかしい!!!
こんな感じで拙い文章ですが、少しずつ磨いて行く所存です
ご指導のほど、よろしくおねがいします。

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沖縄県での行事の紹介です!!

今年も祖国復帰をお祝いします!
特別ゲストに、TVでおなじみ「櫻井よしこ先生」をお呼びして、祖国復帰の理念に立ち戻り、沖縄の様々な問題に切り込んでいく大会としたいと思います。
◯祖国復帰日の丸パレード
10時30分 普天満宮集合
11時 パレードスタート(宜野湾市民会館まで約1,4キロ】
◯テーマ 「現在の沖縄問題を解決し、子や孫に誇れる沖縄県へ」
◯日 時 5月19日(日)14時開会(13時開場)
◯場 所 宜野湾市民会館大ホール(宜野湾市役所の隣です)
第一部 沖縄県祖国復帰41周年記念式典
第二部 記念講演 櫻井よしこ先生(ジャーナリスト)
◯会 費 500円
◯主 催 沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会
那覇市若狭1-25-11波上宮内
祖国復帰の「5月15日」に「琉球民族独立総合研究学会」が設立されます。ほかならぬ祖国日本に帰ってきた歴史的事実を冒涜するこの動きに対して、私たちは祖国復帰の事実を確認する必要があります。
昨年は祖国復帰より四十周年という記念すべき年であり、多くの行事が開催されました。
しかし、私どもは五年や十年に一度ではなく、毎年の記念大会開催を通して祖国復帰の歴史的意義を確認すべきであると考えております。県の内外問わず祖国復帰の意義を発信し、祖国復帰にかけた先達の貴重な体験や歴史を、次世代を担う青少年に受け継ぐべく記念大会を開催致します。
「沖縄県祖国復帰四十一周年大会」では、四十年の歴史を振り返った昨年の大会から、新たな一歩を踏み出すべく、基地問題や安全保障など沖縄をとりまく問題にも取り組んで参りたいと思います。
お問い合わせ
電話 098-868-3697 FAX 098-868-4219
E-mail npnkig.okinawa@gmail.com
この記事へのコメント
偏った見方ですね。
Posted by ああ at 2018年10月02日 19:29