2013年05月23日
沖縄の埋め立て事情を見た!(その3)環境って口実??
沖縄県祖国復帰41周年記念大会は、大雨という悪天候、付近の駐車場が平和団体のせいで封鎖されるなど最悪の条件の中で、会場いっぱいの1300人参加という大成功に終わりました。
当ブログでもご報告しますが、まずは下記のダイジェスト動画をご覧くださいませ。
沖縄県民は自分の意志で日本に帰ってきて、独立するなんて考えていないことが見るだけでわかると思います。
県民の意志とは裏腹に「琉球独立だ-」と騒ぐバカタレがいますので、動画の拡散・ご紹介の御協力をお願い申し上げます。
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皆さんどうも。何気に忙しくなってきたマニアック担当sacomです。
今回も引き続き、埋め立ての話を書いていきましょう。
先日ニコ生の「沖縄の真実」にださせていただきましたが、ほとんど準備せずのトークだったので、グダグダな内容になってしまいましたね・・・申し訳ない。
職業・教祖さん(このペンネームなんとかなりませんかね・・・笑)も書いていましたが、スルーされている埋め立てって多いのですね。西崎、豊崎、潮崎、東浜もそうですし、港湾整備や道路等を作るために埋めたてられたりするケースもあります。

あと、忘れちゃいけないことなのですが、「最終処分場」として埋め立てられているケースも少なからずあります。
東京湾の"夢の島"を思い出しますが、沖縄の場合は、”管理型最終処分場”として使われているようです。

処分場には、家庭ごみを扱う一般廃棄物処分場と、業務系を扱う産業廃棄物処分場にわかれます。また、それぞれに「中間処分」「最終処分」があります。つまり、リサイクルしたり焼いたりするか、埋め立ててしまうかの違いです。
これ以上どうしようもない廃棄物を”最終処分”する場所。つまり最終処分場です。
また、この中にも、リサイクルできないレンガやプラスチックなど無害な安定品目と、何らかの有害なものが混じっていてきちんと「管理」「遮蔽」する処分場が必要になります。つまり、埋立地の一つである「管理型処分場」などです。
燃えカスにも何らかの有害物質が濃縮されている可能性がありますから、有害なものが混じっていることになります。
すぐに頭に浮かぶのは、ダイオキシンやPCBがありますが、ダイオキシンというのは「塩化物を低温で燃やしたさいに生成される、特定の化合物の総称」だったと記憶しています。塩化物であるPCB(これにも種類がある)の一種”コプラナPCB”も、ダイオキシンの一部になるそうです。なお、PCBやアスベスト、医療廃棄物などは「特別管理産業廃棄物」になりますので、管理型処分場で扱えないものもありますよ。

有害物質と言っても、自然に存在する元素もあります。
釣りで使う鉛だって、防腐剤としてミイラに使われていた砒素だって自然界に存在し、一定量摂取すると危険な有害物質です。歯磨きに使うフッ素だって、立派な有害物質だったりします。歯にやさしいけど人体に取り込まれないフッ素化合物を使っているらしいですね。微量ながら、これらの元素を含んでいる様々なゴミを燃やして縮減しているので、これらは安定品目ではない、つまりは管理型最終処分ということになります。
沖縄の発電方式は火力発電で、石炭を使います。石炭も純粋な元素ではなく、少なからず上記のような有害な物質(元素)も含んでいるわけですから、当然、焼却灰は管理型処分場に捨てることになります。石川や金武の火力発電所のまわりでは、「管理型処分場」としての埋め立てが行われていますよ。

なお、今の焼却場は高温を保っているうえ、細かい粒子を吸い取る対策がされているそうです。
昔ながらの小さな焼却炉や野焼き、火事の現場を考えると恐ろしくなりますね・・・焼芋なんか食べてる場合じゃないかもしれません(笑)
湧き出る地下水まで永久的にくみ上げて浄化せねばならないなど、厳しい条件がありますが、管理型処分場は陸側にも作ることができます。しかし、その地域の人にとっては好ましいものではなく、結果海側を埋め立てて処分場を作ることになります。
浦添市伊奈武瀬の処分場などがそのパターンですね。
各市町村逼迫しているので、恐らくこういう場所が増えるでしょうし、沖縄の産業を支える”産業廃棄物処分場”については、もっと深刻です。
このシリーズ最初に「基本的に埋め立てはしないでほしいという立場。いたしかたない埋め立てがあることも理解してる」と書きました。もちろん、できれば全部の埋め立てをやらないほうがいいです。しかしこれは理想でしかありません。現実問題、普通の生活をする以上は、埋め立てに関わっています。
もし、すべての埋め立てに本気で反対するならば、電気を使わない。一切ゴミを出さない。そういう生活をしなければなりません。自給自足の生活です。

自給自足の生活にあこがれる方もいると思います。しかし、簡単なものではなく、絶対に贅沢はできないと思います。農業は台風や干ばつに悩まされることになります。魚があればなんとかですが、魚なんて簡単に釣れるもんじゃありません。釣師ですからよくわかります(笑)

沖縄の海岸線はチービシ(那覇沖合いから慶良間諸島の間の島々)を除く全海岸に「共同漁業権」が設定されているので、サザエ・アワビなどの巻貝等、モズクなどの海草の一部、イセエビ、ウニなどを採ると「漁業権侵害」で罰金20万円の罪に問われます。残念ながら、無造作に一般の人が入ってサンゴを踏み荒らすケースもあります。
日本では、こういう生活は恐らく無理でしょうね。
現代人の生活には、人工的なゴミが必ず発生します。電気を使わない生活もほぼ無理でしょう。「埋め立ては止めてほしい」と思っている人でも、必ず埋め立てに関わっているのです。現時点において「いたしかたない」埋め立ての一つ、としておきましょう。
なお、海側の管理型産業廃棄物処分場用埋立地で焼却灰処分の延命を図っていますが、焼却灰を無害化(というより有害な物質がとけださない)させるなどして、リサイクルする取り組みもされているようです。問題も多くあるようですが、技術発展に期待したいですね。
自分もうろ覚えで書いていますので、詳細気になる方は自分で調べてみてください(笑)
ネット情報はそのまま鵜呑みにしては駄目です(新聞なんかも信用ならん情報多いですが・・・)。
自分で調べて検証する力を身につけましょう。
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沖縄県民は自分の意志で日本に帰ってきて、独立するなんて考えていないことが見るだけでわかると思います。
県民の意志とは裏腹に「琉球独立だ-」と騒ぐバカタレがいますので、動画の拡散・ご紹介の御協力をお願い申し上げます。
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皆さんどうも。何気に忙しくなってきたマニアック担当sacomです。
今回も引き続き、埋め立ての話を書いていきましょう。
先日ニコ生の「沖縄の真実」にださせていただきましたが、ほとんど準備せずのトークだったので、グダグダな内容になってしまいましたね・・・申し訳ない。
職業・教祖さん(このペンネームなんとかなりませんかね・・・笑)も書いていましたが、スルーされている埋め立てって多いのですね。西崎、豊崎、潮崎、東浜もそうですし、港湾整備や道路等を作るために埋めたてられたりするケースもあります。

あと、忘れちゃいけないことなのですが、「最終処分場」として埋め立てられているケースも少なからずあります。
東京湾の"夢の島"を思い出しますが、沖縄の場合は、”管理型最終処分場”として使われているようです。

処分場には、家庭ごみを扱う一般廃棄物処分場と、業務系を扱う産業廃棄物処分場にわかれます。また、それぞれに「中間処分」「最終処分」があります。つまり、リサイクルしたり焼いたりするか、埋め立ててしまうかの違いです。
これ以上どうしようもない廃棄物を”最終処分”する場所。つまり最終処分場です。
また、この中にも、リサイクルできないレンガやプラスチックなど無害な安定品目と、何らかの有害なものが混じっていてきちんと「管理」「遮蔽」する処分場が必要になります。つまり、埋立地の一つである「管理型処分場」などです。
燃えカスにも何らかの有害物質が濃縮されている可能性がありますから、有害なものが混じっていることになります。
すぐに頭に浮かぶのは、ダイオキシンやPCBがありますが、ダイオキシンというのは「塩化物を低温で燃やしたさいに生成される、特定の化合物の総称」だったと記憶しています。塩化物であるPCB(これにも種類がある)の一種”コプラナPCB”も、ダイオキシンの一部になるそうです。なお、PCBやアスベスト、医療廃棄物などは「特別管理産業廃棄物」になりますので、管理型処分場で扱えないものもありますよ。

有害物質と言っても、自然に存在する元素もあります。
釣りで使う鉛だって、防腐剤としてミイラに使われていた砒素だって自然界に存在し、一定量摂取すると危険な有害物質です。歯磨きに使うフッ素だって、立派な有害物質だったりします。歯にやさしいけど人体に取り込まれないフッ素化合物を使っているらしいですね。微量ながら、これらの元素を含んでいる様々なゴミを燃やして縮減しているので、これらは安定品目ではない、つまりは管理型最終処分ということになります。
沖縄の発電方式は火力発電で、石炭を使います。石炭も純粋な元素ではなく、少なからず上記のような有害な物質(元素)も含んでいるわけですから、当然、焼却灰は管理型処分場に捨てることになります。石川や金武の火力発電所のまわりでは、「管理型処分場」としての埋め立てが行われていますよ。

なお、今の焼却場は高温を保っているうえ、細かい粒子を吸い取る対策がされているそうです。
昔ながらの小さな焼却炉や野焼き、火事の現場を考えると恐ろしくなりますね・・・焼芋なんか食べてる場合じゃないかもしれません(笑)
湧き出る地下水まで永久的にくみ上げて浄化せねばならないなど、厳しい条件がありますが、管理型処分場は陸側にも作ることができます。しかし、その地域の人にとっては好ましいものではなく、結果海側を埋め立てて処分場を作ることになります。
浦添市伊奈武瀬の処分場などがそのパターンですね。
各市町村逼迫しているので、恐らくこういう場所が増えるでしょうし、沖縄の産業を支える”産業廃棄物処分場”については、もっと深刻です。
このシリーズ最初に「基本的に埋め立てはしないでほしいという立場。いたしかたない埋め立てがあることも理解してる」と書きました。もちろん、できれば全部の埋め立てをやらないほうがいいです。しかしこれは理想でしかありません。現実問題、普通の生活をする以上は、埋め立てに関わっています。
もし、すべての埋め立てに本気で反対するならば、電気を使わない。一切ゴミを出さない。そういう生活をしなければなりません。自給自足の生活です。

自給自足の生活にあこがれる方もいると思います。しかし、簡単なものではなく、絶対に贅沢はできないと思います。農業は台風や干ばつに悩まされることになります。魚があればなんとかですが、魚なんて簡単に釣れるもんじゃありません。釣師ですからよくわかります(笑)

沖縄の海岸線はチービシ(那覇沖合いから慶良間諸島の間の島々)を除く全海岸に「共同漁業権」が設定されているので、サザエ・アワビなどの巻貝等、モズクなどの海草の一部、イセエビ、ウニなどを採ると「漁業権侵害」で罰金20万円の罪に問われます。残念ながら、無造作に一般の人が入ってサンゴを踏み荒らすケースもあります。
日本では、こういう生活は恐らく無理でしょうね。
現代人の生活には、人工的なゴミが必ず発生します。電気を使わない生活もほぼ無理でしょう。「埋め立ては止めてほしい」と思っている人でも、必ず埋め立てに関わっているのです。現時点において「いたしかたない」埋め立ての一つ、としておきましょう。
なお、海側の管理型産業廃棄物処分場用埋立地で焼却灰処分の延命を図っていますが、焼却灰を無害化(というより有害な物質がとけださない)させるなどして、リサイクルする取り組みもされているようです。問題も多くあるようですが、技術発展に期待したいですね。
自分もうろ覚えで書いていますので、詳細気になる方は自分で調べてみてください(笑)
ネット情報はそのまま鵜呑みにしては駄目です(新聞なんかも信用ならん情報多いですが・・・)。
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